日本の音楽=鎖国文化


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013 2013/10/25(金) 22:37:10 ID:Rl5hYiN0P6
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80年代は、イギリスやアメリカのヒット曲が全世界を席巻していた時代で、
日本でも日本のアイドルや国内アーチストの楽曲を同じかそれを超えるくらい
英米アーチストの曲が売れていた。つまり、世界規模のヒット曲が普通にあった。

90年代に入るとこの構図が崩れ、各国の国内アーチストが自国内で売り上げを
伸ばす時代になる。ソ連崩壊やバブル経済の影響をうけて、各国で社会事情が大きく
異なるようになったことが影響しているのかもしれない。これはイギリスとアメリカの
間でも同じで、英米の間でも両方でヒットする楽曲は減ってくる。

それと並行して、ジャンルの多様化深化が起こるようになり、あるジャンルにおいては
国籍に関係なく、そのジャンル内でのヒットや人気アーチストがでてくるようになる。
日本のアーチストでも海外で高い評価を受け、作品のリリースやツアーをするものが現れる。
ボアダムス(ズ)、ピチカート・ファイヴなどはアメリカのカレッジ・チャートには
入っていたと思うし、ハードコアのハイスタンダードなどもその例。

2000年代には、そのような傾向がネットの普及によって加速されるが、ソフトの売り上げ
そのものが激減する時代になったので、プロモーションにも予算をかけられなくなってきた。
なので、各国のレコ会社はどちらかと言えば安全な国内アーチストに力を注ぐようになる。
前置きが長くなったが、これが洋楽衰退の原因だと思う。

ひとつ言っておきたいのは、途中で述べたジャンルの多様化の中で海外進出した日本の
アーチストは結構いるということ。日本で人気のある日本のアーチストと海外で人気のある
日本のアーチストは違う。あまちゃんの音楽で有名になった大友良英は、そのような形で
早くから海外で活躍していたし、灰野敬二も海外での知名度は高い。
Acid Mothers templeはロンドンのロイヤルアルバートホールをソールドアウトにしたことが
あるが、日本での知名度はマニアを除けばゼロに近いと思う。

つまり、日本の音楽が海外で認められていないという人は「知らないだけ」だよ。

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