六本木WAVE　セゾングループ

WAVEは83年に登場したセゾングループの総合的レコード店。
ビル一棟すべてがレコード店で、今現在六本木ヒルズがある場所に店があった。

80年代は音楽を聴くことがナウいオシャレ行為だった。
当時のオシャレ人間は、誰も知らないような新しい音楽を聴くことを争った。
その頃の六本木はオシャレ情報の発信する起点となる街だったので、WAVEには高そうなブランド品を着た、今でいう意識高い系の人がたくさん来ており、新しい音楽を常に探していた。

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昨晩の「かりそめ天国」でWAVEを語るマツコ・デラックス

なんかね私ね、わざわざ池袋に行ったもんね｡
あの西武セゾングループを感じに｡
WAVEとかさ。
あの… 今の六本木ヒルズの入り口の手前のとこにね｡
あそこに行ってさ訳のわからないワールドミュージックコーナーとかに行くわけよ｡
でなんかアフリカ音楽とかさ、なんかちょっとこんななんか視聴とかしちゃうわけよ｡全然 わかんないんだけど｡
でそれやったあと総武線で千葉まで帰るわけよ｡
そうするとさ周りにいる総武線に乗ってる人よりも私はWAVEでワールドミュージックコーナーでアフリカミュージックを聴いてきましたっていう…｡
船橋で降りたあなた、聴いてませんよね？ っていうね｡
ハハハハハ…！
その… あったわけですよ｡セゾン文化に触れた喜びが｡

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江口寿史氏は「寿五郎のThis is Rock!!」という漫画で、六本木WAVEでトット・テイラーのアルバムを購入して喜ぶ自身の姿が描いている。

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